保定装置の種類

保定装置の種類について

プレートタイプ

  1. 上下に使用する事が多い、1番スタンダードなタイプのリテーナーです。大切に使用していただければかなり長持ちます。完成まで3週間程度の期間を要します。

    少々故障しやすいのですが、前歯のワイヤー部分を透明な素材にして審美的に良くするという方法もあります。

フィックスタイプ

  1. 固定式の細いワイヤーを主に前歯の裏側に接着させます。矯正治療前の歯列の捻れが強い場合や、スペースが空いていた場合などには効果的です。プレートタイプと併用する事も多く、主に下の前歯に使用します(条件次第では上の前歯も可能)。永久保定といって2年間の保定管理期間後も装着し続ける事を推奨しています。

    フィックスタイプ

クリアタイプ

  1. 薄いマウスピース型タイプです。装着してもほぼわからないため、プレートタイプを日中使用できない成人の方に使用していただきます。プレートタイプと比較して耐久性はなく夜間使用すると歯ぎしりで穴が空いてきます。また、亀裂が入ってくる場合があり、定期的な再作製が必要な場合が多いです。使い方によっては半年で破損してしまう方もいます。飲み物によっては多少マウスピースに変色が起きます。

    歯の形ピッタリに作っているため、少しの期間使用していないとキツくなってしまい、再装着は不可能となる事があります。

    クリアタイプ